不動産会社様より紹介を頂き、営業用の検討スケッチを日曜日に作成しました。

とあるメーカー様の事務所計画で、まだ土地探しの段階ですが、

条件が良さそうな土地にどんな建物が建てられるのか、

具体的な提案をすることで不動産会社様の営業に役に立てば、

結果設計依頼が来るかもしれないという淡い期待を込めて。

ファーストエスキースが一番楽しい時なのです。

まずは、だいたいの要求規模を聞いて法的なチェックをします。

遠隔地の場合でも最近は大体地方自治体が都市計画情報を纏めている為「集団規定」は押さえられます。

（横浜だったら横浜市行政地図情報提供システム「iマッピー」などですね）

「単体規定」は特殊な規定があるとしても詳細設計時に調整できる範囲でしょう。

次に周辺環境を写真やグーグルアースで確認（本当に便利な世の中になりました）して、

どっちの向きにどんな建物があるのか、人の往来や交通状況を確認して、

メイン出入口、搬入口や勝手口、水回りの位置などを決めていきます。

あとは、お客さんが興味ありそうな情報やデザインを見せていく、と言ったところですが、

営業初めの段階では相手の状況が全く分かりません。

なので、自分がアピールしたいこと、得意なことを見せるしかないのです。

今回は中央のコアから片持ち（キャンチレバー）でオフィス空間を張り出させている

構造的に特徴のあるプランを推していきたいと思います。

とういことで、ファーストエスキースが一番楽しい時なのです。